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先生

  気づけば年度も変わり、だいぶあたたかくなってきました。 年度末は曜日感覚も時間感覚も忘れるようないっぱいっぱい状態でしたが、 このところ落ち着いてきました。 いろいろとお客さまの都合でお見せできない仕事がほとんどなのですが、 手持ちの案件が完了したら了解をいただいて順次アップしていきたいと思います。   遅くなってしまいましたが、落ち着いたら書き留めておこうと思っていた忘れられない出来事。 学生時代の恩師であり、就職してからも同じデザイン団体に所属して一緒に活動を させていただいていた長崎の廣瀬一男さんが今年2月、永眠されました。 とても器用でおおらかで面倒みがよく、おまけにお茶目な、 子供のようなおじさんでした。 年は20ほども離れていましたが、自分たちのような世代とも分け隔てなく フレンドリーに接してくださいました。 自分がまだまだ駆け出しの頃(今もあまり変わりありませんが)、 「東京に修行に行きたい!」「コンテスト出品用のデザイン見てください!」などと 何かにつけてアドバイスをいただいてました。 的確なダメ出しと、いいところを大げさに思えるほど褒めてくれるので うれしくて、がんばってデザインしては見てもらっていました。 亡くなられる数週間前でしょうか?突然電話があり、「今のままがんばっていけばきっと大丈夫。」 との言葉をいただきました。 正直なにが大丈夫なのかわかりませんが、不思議と大丈夫だと思えてしまう 説得力のある話し方なんですね。   一番上の画像は生前描かれていたイラストレーション。 教え子のデザイングループbrewのメンバー達がパネル出力してくれたそうです、先日それをいただきました。 brewのメンバーの皆さん、ナカムラさんありがとうございます。 改めて、すごいっすよ廣瀬先生。   このところ自分のデザインに対して迷いがとてもあって、お客さんにとって有益なものを ご提案出来ているのか?このままデザイナー続けていいのか?などと考えました。 が、好きなことをして仕事をさせてもらえているだけでもう、100点、満足で、 そうやって生きている幸せを満喫しよう、と思います。 誰かの心を動かすものづくりができるように、がんばります。